わんこそばイベントの様子をご紹介!【今週のシェフズ・青葉】
- 比企 純一
- 2022.09.21
シェフズデイサービス 青葉・管理者の比企です。
今回は青葉の定番イベントとなっている、「わんこそばのイベント」をご紹介したいと思います。
わんこそばとは?
皆さまご存じの通り、わんこそばとは、一口大のそばをお椀に入れて食べる料理です。食べ方が特徴的で、客はお椀のそばを一口で食べ、給士はお椀が空いたらそばを入れるというやりとりを繰り返し、客が蓋を閉じるまで続けます。
わんこそばの起源は諸説ありますが、およそ400年前に、当時の民が殿様へそばを献上した際、「殿様に対して市民と同じ丼で差し上げることは失礼」という発想から、漆のお椀に一口大のそばを献上したところ、殿様は「うまい」と何度もお代わりをしたことから、わんこそばの文化が誕生したといわれています。
その後明治時代になり、花巻市の蕎麦屋「大畠家」が、一般にもわんこそばを振る舞うようになり、「お殿様の召上がったわんこそば」として人気の料理になりました。
大正から昭和初期にかけて、花巻の一般家庭にはわんこそばの道具があり、家庭でも「わんこそば」が楽しまれていたそうです。
戦後に、花巻市出身の斎藤 市太郎氏が盛岡で始めた、「わんこや」(現在は廃業)が「わんこそば」を商標登録し、盛岡の蕎麦屋でもわんこそばが振舞われるようになったそうです。
シェフズデイサービス 青葉の「わんこそばイベント」について
わんこそばは知っていても、実際に体験したことがある人は少ないのではないでしょうか?
そんな楽しいわんこそばイベントを、シェフズデイサービス 青葉では、半年に1度のペースで開催しており、毎回盛り上がりを見せています。
職員数名でご利用者さまのお椀に次々とそばを入れて周り、「もう食べられないよ!」となるまでおかわりを入れ続けます。
そばはお好きな方が多く、普段の食事の量よりもたくさん召し上がる方が多いので、中にはなんと、20杯30杯と召し上がる方もいらっしゃいます!驚きですね!
参加された方には、「〇〇杯食べました!」という表彰状を手渡しています。
サイドメニューは、青葉のスタッフ・谷口さんの特製天ぷら!今回はとり天・舞茸・ピーマンです。
こちらも定番となっており、毎回美味しい天ぷらを揚げてくれます。谷口さんも、暑い中汗を流して頑張ってくれました!
なぜわんこそば?
青葉わんこそばイベントの発祥は、今週のシェフズも担当されている宮地マネージャーだそうです!
青葉で勤務していた時に、当時の管理者に提案したところ渋い顔をされたそうですが、やってみると大盛り上がり!
それ以来定番のイベントとなり、今でも受け継がれ、多くのご利用者さまに楽しまれています。
次回は冬に開催される予定ですので、参加ご希望の方はぜひシェフズデイサービス 青葉にいらしてください!
まとめ
年を重ねてくると、新しいことに挑戦するのが難しくなってきます。せっかくデイサービスに来てくださっているので、普段できないような新しい体験を提供し、楽しみを見つけていただけたらという思いでイベントをご用意しています。
これからもご利用者さまも、職員も楽しめるようなものをたくさん考えて行きたいと思います。
今後とも宜しくお願いいたします!