縁起物を楽しく工作!酉の市の熊手作り【今週のシェフズ・青葉】
- 比企 純一
- 2022.12.14
シェフズデイサービス青葉管理者の比企です。
今回は11月18日に行われたイベント、酉の市の熊手作りをご紹介いたします。
酉の市とは?
そもそも、酉の市って聞いたことがあっても詳しく知らないという方も多いと思います。私もその一人です。
例年11月の酉の日(2022年は4日・16日・28日)に行われる祭りで、酉の祭(とりのまち)、大酉祭(おおとりまつり)、お酉様(おとりさま)とも言われます。
酉の市は鷲や鳥にちなむ寺社の年中行事として知られ、関東地方を中心とするお祭りです。発祥は江戸時代と言われています。
多くの露店で威勢良く「縁起熊手」を売る祭の賑わいは、年末の風物詩。特に有名なのは、台東区の鷲神社や、新宿区の花園神社での祭ですよね。
なぜ熊手なのか?
元々は地域の農民のために熊手や鍬などの農具を販売していましたが、次第におかめや鯛などの縁起物がオマケとして農具につけられるようになり、それが今日の装飾熊手の由来になっています。
また熊手は「福徳をかき集める」、「福を掃き込む」と言われ、購入した額と別にご祝儀を店に渡すのが「粋な買い方」とする人もいるそうです。
このようにさまざまな由来や意味がある酉の市と熊手ですが、難しく考えずに「熊手を縁起の良いもので飾り付けて楽しく工作をしよう!」ということでこのイベントを行いました。
工作は得意な方も不得意な方もみんな真剣な表情で取り組まれ、職員の手も借りながら皆さまとても福の集まりそうな熊手が完成しました。
送迎の時に自宅の中を見ると飾って下さっているお宅もあって、気に入っていただけて良かったなと思います。
今年も残り少なくなりましたが、熊手で福をかき集めて、来年も元気に皆さまにお会いできることを願っております!